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東西南北

ニッケイ新聞 2013年6月15日

 コンフェデレーションズ杯開催前日の14日、首都ブラジリアのマネ・ガリンシャ・スタジアム前に、ホームレス労働者運動(MTST)参加者を含む約300人が集まり、タイヤなどに火をつけた。庶民とは無縁なスタジアム改修に山のような金(12億レ)を費やすなら大衆住宅建設などに金を回せという趣旨の抗議行動で、首都中央には黒煙が立ち込め、交通も2時間余り混乱した。
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 13日夜にまたしてもサンパウロ市のバス料金値上げへの暴動があったが、同じ日の昼間、パウリスタ大通りのサンパウロ近代美術館(MASP)の下の広場に、「人生を共に、ブラジルよ目を覚ませ」(Juntos pela Vida: Acorda Brasil)と称した運動を繰り広げる人々が200人集まり、暴力根絶を訴えた。そこにはサンパウロ州保安局のフェルナンド・ヴィエイラ局長もいたが、その日の晩、あそこまで酷い事態が起きるとは何とも皮肉。
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 麻州の州都クイアバから204キロ離れた町カセリスで13日、7歳男児が18歳、13歳の少年に性的暴行を受けるという事件が起きた。地元市警によれば、被害者は13歳の少年に馬の餌用の草刈りに誘われたが、その後誰もいない家に連れられ、2人に暴行を加えられたという。被害者が衣服に血の染みがついた状態で叔母の家を訪れたために犯行が明らかになり、少年2人は数時間後に身柄を拘束された。