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バレエコンクールで3位=ピアウイ出身のルアン君

ニッケイ新聞 2013年6月19日

 モスクワのボリショイ劇場で開催された第12回モスクワ国際バレエコンクールで18日、ピアウイ出身のルアン・バチスタ君が男性ジュニア部門(18歳以下)で見事3位に入賞と同日付G1サイトが報じた。
 同コンクールはローザンヌ国際バレエコンクールなどと並ぶ世界有数のコンクールで、今回は、ビデオ審査に合格したロシア、ウクライナ、イタリア、スイス、米国、日本、中国からのバレリーナ達が技を競った。
 ブラジルからの参加者は、ルアン君とラファエラ・モレル、アマンダ・ゴメス、マルコス・ヴィニシウスの4人(全員ジュニアの部)で、ソロのルアン君とペアのアマンダ/マルコス組が最終選考まで進み、ルアン君が3位入賞の栄冠に輝いた。
 ルアン君は9歳の時、サンタカタリーナ州ジョインヴィーレにあるブラジルボリショイ劇場学校の選抜試験に合格し、親元を離れてバレエ漬けの毎日を過ごしてきた。ルアン君は17日に社会ネットワークサービスに「ボリショイ劇場で、劇場オーケストラが演奏する中で踊るという夢が叶う」と書き込んでおり、入賞を知った友人達のメッセージが次々に届いているという。