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文協桜祭り、6、7日に=開拓移民の住宅展を開催

ニッケイ新聞 2013年6月19日

 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)が『第17回文協桜まつり』を7月6、7の両日、サン・ロッケ市の国士舘大学スポーツセンター(Rodovia Bunjiro Nakao, km 48, Estrada do Carmo, 801, Carmo)で開催する。入場無料、午前8時〜午後5時まで。
 105周年特別企画とし、体育館で『開拓移民の住宅展』を実施する。木造軸組みの日本伝統工法(釘を使わない建築法)とブラジルの建材を組み合わせた移民の建築を通し、当時の生活様式を紹介。県連日本祭りや各地のイベントを巡回展示する。
 食事コーナーや舞台でのショー、イビウーナ市のコチア青年連絡協議会の若手による餅つき、文協美術委員会による写生会、折り紙・凧作り・盆栽・生け花などの講座も開かれる。
 祭り当日に撮影した写真を投稿してもらう「第2回アマチュア写真コンクール」も実施。今年のポスターには昨年の優勝作品が使われた。また、環境保全に力を入れている企業や団体もブースを設ける。
 案内のため来社した中島エドゥアルド事務局長と呉屋晴美副会長は、「レジストロ市の農家が重要文化財に指定されるなど、移民の建築は高い評価を受けている。一般の方にも広く知ってほしい」と呼びかけた。
 なお、当日午前7時半〜9時の間、文協前(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)から送迎バスが出る。要申込み、往復30レアル。帰りは現地出発午後4時〜。駐車場代は15レ。
 問い合わせ、バスの申込みは文協(11・3208・1755)まで。