ニッケイ新聞 2013年7月4日
2日、サンパウロ市中央部の四つのバス・ターミナル、ドン・ペドロ2世公園、バンデイラ、メルカード、プリンセーザ・イザベルが午前8時40分頃から正午まで、デモ隊によって封鎖され、計97本の路線に影響が出た。このデモは、サンパウロ市バスの料金が3・20レアルから3・00レアルへ逆戻りしたことで増える補助金額を、コブラドール(集金係)廃止によって軽減させるのではと考えたバス乗務員組合が行ったもの。現行法はバス内でのコブラドール乗務を義務付けているが、バス料金が下がることで損害を被る人たちもいる?
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フランシスコ・ローマ法王が、ブラジルで全国的に展開されているデモについて支持の立場を表明した。法王はスペインの新聞「エル・パイス」において、「多くの人にとって公正なことが求められていることには反対しない」と語っている。かねてから貧しい人に優しいことで知られる法王らしい発言だ。法王は23日から28日にかけて、リオでの「ワールド・ユース・デー」の開催に合わせて来伯する。
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下院憲政委員会(CCJ)が2日、犬や猫に対する虐待を有罪とする法案を承認し、次は下院本会議で審議される。虐待していたら死んだ、うっかりして事故などが起きて死んだ、毒物や火、窒息、殴打、拷問など冷酷な手段で殺したなど、行為に応じて3カ月から最高10年までの懲役や罰金を科すというものだ。虐待が複数で行われた場合や飼い主本人による場合には罪が2倍になる。世話や救助を怠ったり、犬同士の喧嘩をけしかけたりした場合も罪に問うという項目も盛り込まれているとか。