ニッケイ新聞 2013年7月11日
サンパウロ市カンポリンポ区にあるサンパウロ日本人学校(村石好男校長)が、「愛の募金活動」で父兄から寄付金・物品を集め、日系5団体に寄付をした。28日、援協の駐車場で贈呈式が行われた。
PTA社会奉仕部が毎年実施しており、今年で38回目。衣類、本、雑貨、食器、靴、タオルなど生活用品と寄付金計1500レアルが希望の家、こどものその、憩の園、やすらぎホーム、援協の5団体に寄付された。
村石校長は「地元のブラジル人が温かく受け入れてくれるのは、移民の方々による信頼のおかげと気づく」と話し、大森理恵部長は「些細なものですが、ご活用ください」と挨拶し、各団体の代表者らに寄付金および物品を贈呈した。
5団体を代表して挨拶に立った菊地義治・援協会長は「皆さんが心をこめて贈ってくださる日本の珍しいものや寄付金は、日本人移住者が非常に喜ぶ」と喜んでいた。