ニッケイ新聞 2013年7月16日
【既報関連】在サンパウロ日本国総領事公邸で先月28日、『平成25年春の叙勲』の同総領事館管内における受章者への伝達式が開かれた。
今回表彰されたのは、サンパウロ人文科学研究所顧問の宮尾進(82、長野、旭日双光章)、ノロエステ連合日伯文化協会会長の白石一資(77、二世、旭日双光章)、ドウラードス日伯文化体育協会で要職を歴任した小野享右(80、岡山、帰化人、旭日双光章)の3氏。
「自分が生きる日系社会の実態に関心があり、調査をしてきただけ。これからも研究を続けて行きたい」(宮尾氏)、「若い時皆にお世話になった恩返しと思いやってきた。僕みたいな未熟者が栄誉に輝くのは身に余る光栄」(白石氏)、「僕みたいな無学者がこんな立派な章を頂けたのは皆さんの力のお蔭。連合会が頂いたもの」(小野氏)とそれぞれ、4月末の受賞決定時に本紙のインタビューに喜びの声を語っている。
当日夜にあったサンパウロ市の文協ビル大サロンでの祝賀会には、多くの日系団体関係者らが出席した。