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県連日本祭り、明日開幕!=『地球に優しい技術と進歩』=戦後移住60周年式典も

第16回日本祭り

ニッケイ新聞 2013年7月18日

 ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)が主催する『第16回フェスティバル・ド・ジャポン』が19日から3日間、サンパウロ市イミグランテス展示場で開かれる。今回のテーマは「地球に優しい技術と進歩」。初日には、戦後の移住再開から60年を記念した「戦後移住60周年記念式典」も会場内で行われる。移民開始から105年の節目となる今年、昨年に引き続き実行委員を務める前田ネルソン三重県人会長を筆頭に、県連関係者が一丸となってブラジル最大の『日本祭り』を成功させる。

◆食の広場、ジャパンブース

 鹿児島のさつま揚げ、静岡の鰻の蒲焼など、各県人会による郷土料理が「食の広場」に集結。屋内展示場には日系団体や日本から出展する企業を一カ所に集めた「ジャパン・ブース」も創設した。25平方米のこの区画には、日系5団体をはじめ、JICA、国際交流基金、国際青年会議所(JCI)に加え、滋賀県の大津スポーツ(靴の中敷販売)など、ブラジル市場参入を希望する日本企業数社が参加する。

◆戦後移住60周年記念式典

 初日となる19日午前10時からは、会場内イペー講演場にて『戦後移住60周年式典』が開かれる。サンパウロ州知事のジェラルド・アルキミン氏らブラジル側の要人に加え、東日本大震災被災県代表として挨拶に立つ若生正博・宮城県副知事ら日本からの来賓が出席して行われる。

◆ミス・ニッケイ

 北はパラーから南はサンタカタリーナまで、各地での予選を勝ち抜いてきた22人のミスたちが、「ミス・ニッケイ・ブラジル」の座をかけて美を競う。

◆ロボット・コンテスト

 世界の大学生が、自ら手がけたロボットによって競う「ロボコン2013」が18、19日に開催される。日本、ブラジル、アメリカ、タイなど計8カ国から予選を勝ち抜いた学生チームが参加する。19日が決勝戦。

◆日本から著名人も多彩な舞台演目

 サンパウロ州モジ出身で、日本の芸能界で活躍する日系ブラジル人タレントのマルシアさん、華麗なボール捌きで観客を魅了するフリースタイル・フットボーラー世界チャンピオンの徳田耕太郎さん、芸能団体「和力」などを招き、舞台を盛り上げる。