ニッケイ新聞 2013年7月19日
ブラジル日本語センターで15日、『第28回汎米日本語教師合同研修会』の開講式が開かれた。27日までの約2週間、「協働」をテーマに15人の講師らが日本語教育のノウハウを伝授、18人の受講者が教師の腕を磨く。
国内11人、ペルー、ボリビア、パラグアイからは7人が参加した。皆スーツに身を包み、緊張した面持ちで会場に集まった。
板垣勝英理事長は「プロの日本語教師としての意識を持ち、色んな機会を捕まえて実力をつけてほしい」と激励。
同研修を後援するJICAサンパウロ出張所の村上ヴィセンチ氏、在聖総領事館の中山雄亮副領事と国際交流基金の深野昭所長らもエールを送った。
最後に同研修のコーディネーター、鶴田広子さんが「積極的に目標を持ち、目的を絶対に叶えて地元に帰ってほしい」と力強く呼びかけ、皆で記念撮影を行った。
ペルーから訪れた知念カレンさん(33、三世)は「色んな教師と知り合って、しっかりレベルアップして帰りたい」と意気込みを語った。