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講師の峯、寺前さん来伯=日本祭りで絵手紙講習会

ニッケイ新聞 2013年7月20日

 日本の絵手紙講師、峯譽さんと寺前ヒサエさんが18日から2週間当地に滞在し、サンパウロ市、マナウス、サンミゲル・アルカナジョの3市で絵手紙講習を開く。19日に「サンパウロ絵手紙友の会」の石井恵子会長、山本郁子講師、馬場ヨシ子さんと共に、峯夫妻と寺前夫妻が来社した。
 日本で講師らの授業を受けて感激したという石井会長が講習を依頼、3年前に初来伯した。今回は、同会が1月に東京であった展示会に190枚もの作品を出展したことから、イベント主催者で絵手紙の創始者・小池邦夫さんが大喜びし、当地での更なる普及にと二人に再来伯を勧めた。二人とも小池さんの下で講師の資格を取得している。
 峯さん(70、和歌山)は50歳の時、「遠方に住む母に手紙を書いて喜ばせたい」との思いで習い始めた。上達のコツは「相手を想って描くこと」。優しい画風が特徴だ。大阪府内で7カ所の教室を主宰する。
 寺前さんも、子どもが手を離れて夫が単身赴任をした50歳を機にスタートした。「心の温かさが伝わるのが絵手紙の魅力」という寺前さんは、力強い元気な画風が得意。同じく大阪府内8カ所で教えている。
 二人の講習予定は次の通り。▼20、21日=県連日本祭りの絵手紙コーナー▼23日=マナウスの西部アマゾン日伯協会▼27日=サンパウロ市ブラジル日本語センター(汎米日本語教師研修会受講者のみ)▼28〜29日=サンミゲル・アルカンジョ市の文協婦人会(初日午後2時〜)、日語学校(2日目午前9時〜)いずれも要申し込み▼30日=石川県人会館(午前9時〜)。詳細および28〜29日の申込みは石井会長(11・3289・3405/98445・0666)まで。