ブ男コンテストで優勝=「俺は恐ろしいほど醜いからね」
ニッケイ新聞 2013年7月23日
「俺は恐ろしいほど醜いからね」。南西部ミナス・ジェライス州コンタージェンで21日、「醜いブラジル人男性」コンテストが行われ、不名誉な1位に輝いたのは同州都在住のヴァンデルレイ・メンデスさん(38)。参加の理由を事も無げにそう説明した。
あだ名はドクロで、「顔の特徴をよく表しているから」。結果は冗談——とかなり前向きに受け止め、こっそり外見をよくする努力をしようとしているのだとか。「自分はズボラなたちなんだ。でも歯の治療だけはしたよ」
コンクール出場は友人に説得されて、しぶしぶ決めた。現在は無職だが、かつて掃除夫として働いた。1千レアル(約45000円)の賞金の一部は誕生日を迎えた母親に送り、カシャッサ(サトウキビの蒸留酒)1リットル、農具の鎌、シュラスケイラ(シュラスコを焼くための網付き釜)、5メートルのリングイッサ(豚肉ソーセージ)を購入するとか。お祝いのシュラスコをやるためだ。
このイベントは、同地で毎年ある6月祭り(フェスタジュニーナ)の一環で行われており、今年は全国から100人の応募があった。だが、予備選考後に残ったのは、なぜかミナス州内からの代表者のみだった。
「来年はリオ、サンパウロ、クリチーバで予選をやるつもり」。そう語るオーガナイザーのファビオ・メデイロスさんによれば、コンクールの目的は、「(色々な施設に寄付するための)食料を集めること」と「祭りの雰囲気をなごませること」の二つ。
「美しい女性、男性のコンテストは山ほどあるけど、醜い人は忘れられている。あくまで遊びでやっています」と目的を語る。
祭りの3日間で、保存のきく食料が15トンも集まった。これらは薬物依存症患者のリハビリ診療所や、社会活動や保育所を営む教会に寄付されるという。ちなみに2位の人には100レアルと薪、3位の人には50レアルと凧が贈られた。(22日配信グローボ局ニュースサイトより)