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東西南北

ニッケイ新聞 2013年7月24日

 「神様はブラジル人でしょ」。世界ユースデーに参加するため、22日朝バチカンを発ったローマ法王は、離陸して約2時間後、サハラ砂漠上空を横断中にファーストクラスから出て、機内にいた69人の記者のもとに行き、親しみを込め一人一人に挨拶した。「アルゼンチン人は法王を得たけど神様はブラジル人だよね」と言って笑わせた法王は、「ブラジル人は自国人の法王を望んでいた」と言うブラジル人記者に、「神様がいるのに法王まで欲しいの?」と冗談。
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 22日夕方、無事にリオに到着した法王のレセプションがグアナバラ宮殿で開かれ、ジウマ大統領やジョアキン・バルボーザ最高裁長官らも駆けつけた。バルボーザ氏は法王に恭しく挨拶した後、法王の隣にいた大統領の前は素通り。この態度を伯字メディアが「大統領を無視した」と報じたりしたため、フェイスブックやツイッターでも賛否両論が巻き起こっている。賛辞を送る人がいる一方、「礼儀を知らない」と非難する声も。
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 先週末の暑さから、急に冬らしく冷え込んできた23日のサンパウロ市。中央部ルイス・アントニオ大通りの午前11時20分の気温を22日と23日で比較してみたところ、23度だった22日に比べ、23日は13度で、たった1日で10度も落ち込んでいた。さらに北部のミランテ・デ・サンターナでは午前7時頃、サンパウロ市では今年に入って最低となる9・2度を記録した。予報によると、きょう24日の最高気温は9度で最低は4度まで下がるとか。パラナ州のクリチバでは38年ぶりに雪が降ったというが、さてサンパウロ市は?