ニッケイ新聞 2013年7月25日
【パラー州ベレン発】在ベレン日本国総領事館(沼田行雄総領事)は19日、アナニンデウア市に移転した新総領事公邸で「平成25年度在外公館長表彰式」を行った。
長きに渡り日系社会の発展、日伯両社会の融合、日本文化の普及や両国の交流促進に大きく貢献したとして、及川静子、新井憲明、小野重善、上杉嘉幸、ジルデニ・ファルコン・デ・オリヴェイラ、岸本知明氏の6人に対し、沼田総領事より表彰状が授与された。
表彰者紹介、表彰状の授与および記念撮影の後、受賞者を代表して、遠路サンルイスから参加したジルダニさんと小野さんがお礼の挨拶を述べた。続いて、山中正二・商工会議所副会頭の乾杯の音頭で歓談、昼食会が開かれた。
式典には汎アマゾニア日伯協会の加藤マリオ第一会計理事、アマゾニア日伯援護協会の山本修ジルベルト第一専任理事、トメアスー文化協会の乙幡敬一アルベルト会長、イガラッペ・アスー市の上杉サンドラ市長らも出席し、表彰者を祝福した。
同表彰制度は、日本と諸外国との友好親善関係の増進に尽力し、顕著な貢献をした個人や団体を顕彰する目的で、世界各地の在外公館長により実施されている。今回の表彰式は、7月8日の外務省設立記念日の機会を捉えて挙行された。(パラー州通信員 下小薗昭仁)