ニッケイ新聞 2013年7月25日
楽しみにしていた県連日本祭りが終わった。郷土料理を堪能できて大満足だったが、アッという間に平らげて、何度もトレーや袋を捨てる時には罪悪感で心が痛んだ。
食がメインなので、ゴミの量も相当なものだろう。後日、最後までいた記者から「ゴミ箱は沢山あったけど、会場はゴミだらけだった」と聞いて残念に思った。
まずはゴミを減らすよう努めることが先決だが、それが避けられない場合は、しっかり後片付けやリサイクルをしたいもの。難しいだろうが、それは日本文化の美点の一つでもある。
箸やビニール袋の持参呼びかけくらいなら、簡単にできる。少量の食べ物なら、最中の皮やアイスのコーンを使った「食べられる食器」を使うという手も。次回こそは、今回のテーマ「地球に優しい技術と進歩」にふさわしいエコな取り組みを始めてみては。(阿)