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リオ市西部=水道管破裂で浸水被害=女児1人死亡、13人負傷

ニッケイ新聞 2013年7月31日

 リオ市西部のカンポ・グランデで30日朝、水道管が破裂し、周辺一体が浸水して家屋や車が損傷した他、3歳の女児1人が死亡、16人(同日午前11時時点)が負傷した。同日配信G1サイトなどが報じた。
 消防隊によれば午前6時頃、メンダーニャ街道4500番地点で水道管が破裂、勢いよく噴き出した水は20メートル先の家屋を直撃、周辺の民家や車にも被害が出た。住民によれば、2メートルの高さまで冠水したところもあり、少なくとも同地区の3ブロックが孤立状態となった。
 消防隊のセルジオ・シモンイス大佐は亡くなった女児について、「大量の水を飲み意識不明だったため、病院に搬送中も何度も心臓マッサージをして救命を試みたが、残念な結果に終わった」と無念そうに語る。
 事故当時、自宅2階で就寝中だったアジウソン・ダ・シウヴァさんは、「屋根の方ですごい音がして目覚めたら、壁が壊れ始めていた。我々は道の反対側、隣人の家の前まで水に流された」と証言する。
 消防の救急車で手当てを受け、4人の子供がいる主婦のジュリアーナ・レモスさんは「子供たちは皆助かった。壁が崩れかけたところで目覚め、足に怪我をしただけ」と安堵した様子で話した。
 カンポ・グランデ、サンタクルス両地区の自警団の車両や救急車、救命ボートが住民の救助に当たり、リオ市警備隊、軍警官らも派遣された。
 グローボ局の取材に対し、シモンイス大佐は被害状況を調べるとした上で、「広範囲にわたって浸水したため、家屋内に取り残された人の救出を優先した」と話した。
 メンダーニャ街道はこの事故のため一部封鎖され、ペドレゴーゾ街道への迂回が必要となった。被害を受けた住民は区内の学校に避難している。
 エネルギー会社Lightでは水道管破裂を受け、安全確保のため電気を止めた。破裂の原因はまだ調査中だ。

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