ニッケイ新聞 2013年8月1日
「フリースタイルフットボール」の2012年の世界チャンピオン、徳田耕太郎さん(22、愛媛)が県連の日本祭りでパフォーマンスを行い、好評を博した。在聖総領事館の招待。
フリースタイル・フットボールとは、サッカーから派生したスポーツでサッカーボールを使ってパフォーマンスを行うもの。徳田さんは中学生のときに始め、地元でパフォーマンス活動を開始し、現在は日本国内や海外で大会に出場、全国各地で普及活動も行う。
2012年9月にイタリアで行われた「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル2012」決勝で、日本人初の優勝を果たした。
来伯は2回目。前回は自身のスポンサーであるRed Bull GmbHのイベントで訪れ、ネイマールとも交流を行った。
日本祭り2日目の20日午後、総領事館のブース内特設ステージの周囲には来場客があふれ、両足や腕、頭部など全身を駆使してボールを操り、リフティングを中心に次々と披露される技に魅了されていた。
終了後のブラジルメディアによる取材に対し、徳田さんは「オリジナリティとミスなくやることが大事。走らないがずっとほぼ片足で立っている状態なので全身の筋肉を使う」と競技を説明。額に汗を浮かべながら「盛り上がってよかった」と満足げに話した。