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東西南北

ニッケイ新聞 2013年8月2日

 サンパウロ市が異常乾燥状態に入っており、7月31日13時15分に注意報が出た。市の非常事態管理センター(CGE)によると、この日のサンパウロ市の湿度は28%で、適正とされる30%を割った。湿度が30%以下の時は、10〜16時にかけての体育の授業やごみ収集、郵便配達などの屋外での活動は控えるよう勧告が出る。今後数日は雨が降る気配もなく、乾燥が続くので注意が必要で火災などにも気をつけたいところ。水分を多めに取って、体を壊さぬよう。
     ◎
 7月31日、ウルグアイ下院で、大麻の栽培や流通、販売を合法化する法案が小差で承認された。この法案は「大麻を合法化することで、薬物取引の犯罪を減らすことにつながる」という考えをもとに作られ、ホセ・ムヒカ大統領もこの案を支持している。下院の投票では「これで薬物問題が悪化してしまう」と反対派も多かった。この法案は上院の審議に回されるが、上院では与党「拡大戦線」が議席数で過半数を上回る。同国は昨年に妊娠中絶への罰則の廃止し、今年4月には同性愛婚を許可している。
     ◎
 2日、サントスはネイマールの移籍先であるスペインのバルセロナFCと、同チーム本拠地のカンプ・ノウで親善試合を行う。この2チームは2011年12月、クラブ世界一を争って日本で対戦しており、そのときはバルセロナが4—0で圧勝した。サントスはネイマールを敵に回しての試合となるが、かつての同僚は「手加減はしない」と語り、ネイマールも古巣相手に得点できれば嬉しいと発言。19歳の新ストライカー、ネイウトンには貴重な機会だ。