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鈴木幸男回顧展、12日から=代表作品30点を展示

ニッケイ新聞 2013年8月8日

 『第3回鈴木幸男回顧展』が8月12日からシティバンクの画廊(Av. Paulista, 1111)で開催される。10月11日まで。
 12日午後7時からイナウグラソンがある。開館時間は、月〜金が午前10時〜午後7時、土・祝日は午後5時まで。
 故・鈴木氏がブラジルで創作活動を始めた60年代の作品から、未公開作品まで30点を展示。美術評論家ヤコブ・クリントビッチが監修する。
 陶芸家で妻の章子さんは「2010年にあった大規模な個展に出していない作品もある。イズムにとらわれない前衛的で独特な感性が表れた作品が多い」と話す。
 1926年生まれ、宮城県仙台市出身。62年に渡伯後、コチア市にアトリエを構え、意欲的に創作活動を行った。サンパウロ国際ビエンナーレも3回出展。89年にパーキンソン氏病を発病し、闘病生活の後、2004年に死去した。
 問い合わせは会場(11・4009・3000)まで。