ニッケイ新聞 2013年8月17日
沖縄県人移住105周年式典に出席し、余興などへの若者の出演の多さに感心していた渡久地修議員。母県の様子はどうかと尋ねると「芸能文化の継承は割と出来ているけど、やっぱり言葉がね…」。モノレールの駅の乗車案内をうちなーぐち(沖縄方言)に置き換えるなど、若者が関心を持つように工夫をしているものの、なかなかその消失に歯止めがかからないのが現実のよう。県人会の島袋栄喜副会長も同じ悩みを漏らしていた。抱える問題はどこも同じか。
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今週末の18日に開かれる、岩手県人会の55周年記念式典。14日付本紙でも紹介したように、同県からも郷土芸能使節団が祝福に訪れ「岩手郷土芸能祭り」を開催する。ただし、本紙には「入場無料」としたが、「昼食などの都合もあるので招待状をもらった人に限る」とのこと。公演を観にいく予定だった人は、どうぞご了承を。
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今月末、米国バーナビー市の日系文化センター&博物館で、日本の夏祭りを再現する「日系祭り〜日本の心」が開催される。ヤフーニュースが報じた。当地の祭りは食と芸能がメインだが、同祭は射的やヨーヨーすくいなどのゲーム屋台で夏祭りらしさを演出するとか。様々な県人会や日系団体が各自祭りを開催している今、こんなアイデアで他の祭りに差をつけてみるのも良さそう。