ニッケイ新聞 2013年8月24日
ポルトガル語圏の国の劇団が集まって芝居を上演する催し「ポルトガル語演劇祭」(Festilip)が21日にリオで開幕し、ブラジル北部アラゴアス州出身の劇作家ジョゼ・メナ・アブランテスの作品「テーブル」(Mesa)がオープニングを飾った。このイベントは30日まで、リオの五つの劇場で行われ、ポルトガル、アンゴラ、カーボ・ベルデ、モザンビーク、ブラジルの5カ国の劇団が参加する。
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スーパー・マーケット・チェーン「Dia」が、サンパウロ市南部やABC地区の12店舗を一時閉鎖した。21日にサンベルナルド・ド・カンポ市にある食品倉庫で賞味期限を大幅に過ぎた食品の山などが見つかったためで、同倉庫の品はDiaと提携しているフランチャイズ店12店に供給されていた。倉庫内の商品は既に廃棄されたが、検査当日は、傷んだ肉などとともに、ゴキブリやウジ、殺鼠剤まで発見されている。「Dia」側は「(停止対象となった店の)営業再開時には顧客の信用が回復できるようにしたい」と言うが、ここまで不潔な印象を脳裏から消し去るのはそう簡単ではないかも。
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世界的な会計企業BDOが発表した「ブラジルでもっとも価値の高いサッカー・クラブ」で、コリンチャンスが2年連続1位となった。その価値は11億880万レアルで、2位のフラメンゴの8億5540万レアルに大きく差をつけている。3位にはサンパウロ(8億4820万レアル)、4位にはパルメイラス(4億9640万レアル)、6位にはサントス(3億7740万レアル)がつけている。