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ニッケイ新聞 2013年8月27日

 高知県人会60周年式典で、片山アルナルド会長は日本語のみで挨拶をした。二、三世と世代交代するに従い、ポ語のみで挨拶する役員・来賓も増える中、形式ばった日本語も手なれた様子の同会長。一世の高橋一水名誉会長も、「片山さんは二世だけど、60%は一世。どちらの言葉でも上手に挨拶するし、最高の会長」と絶賛していた。一方、『土佐祭り』では一世の文野雅甫副会長が、議員らの挨拶をポ語に通訳するなどの働きぶりを見せていた。
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 どこも長引きがちな記念式典だが、今回の高知県人会の式典は予定通りに終了。手際よく司会進行をつとめた文野副会長は「新聞でよく『式典が何時間遅れた』などとかかれているので、予定通りに行ってよかった」とプレッシャーから開放された様子。様々な式典に顔を出している福嶌教輝総領事からも、「時間通りに終わったのは高知が初めて」とお褒めの言葉があったとか。
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 メトロの駅構内にある絵やオブジェなどの芸術作品。時間をもてあましたときなどに楽しんでいる。買ったこともないし買っている人を見たこともないのだが、本の販売機の品揃えを見るのもなかなか楽しい。最近リベルダーデ駅の改札近くにアクセサリーを売っている店がある。値段を見ると、それほど高価なものではないのだが、買う人はいるのだろうか? と少々疑問。