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サンパウロ市東部=建築中の建物が完全崩壊=作業員らが埋まり死者6人

ニッケイ新聞 2013年8月28日

 サンパウロ市東部のサンマテウスで27日朝8時半頃、3カ月前から建築中の2階建ての建物が完全に崩壊し、作業員らが瓦礫の下に生き埋めになるという事故が発生した。
 同日付各紙サイトによると、事故が起きたのはマテオ・ベイ大通り(マルガリーダ・カルドーゾ・ドス・サントス街との交差点付近)の建設現場で、400平方メートルに及ぶ建設用地が瓦礫で埋め尽くされた他、周辺の家屋や駐車中の車などにも被害が出た。
 事故発生当時、現場には約35人の建築作業員がいたとされ、消防車23台と消防士69人、ヘリコプター2機、警察犬2匹が救出作業のために派遣された。
 消防によると、14時現在までに搬出された死者は6人、負傷者は24人。救出された人の大半は軽度または中程度の傷だが、重傷者が1人クリニカス病院に運ばれた。瓦礫の下には他の遺体も確認されており、携帯電話で連絡が取れた犠牲者の1人は足を挟まれて動けない状態だという。
 事故当時、ガスの匂いや爆発音に気づいた人はおらず、何らかの原因で梁が折れ、壁や床もろとも崩れ落ちたと見られているが、今回の崩壊事故が単なる事故か人的ミスかなどの判断は今後の捜査に委ねられる。
 防災局は既に周辺の民家などの被害状況の確認作業にかかっており、民家4軒と商店2軒が立ち入り禁止となった。

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