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池坊南米支部の「花展」=日本文化週間も同時開催

ニッケイ新聞 2013年8月28日

 池坊華道会南米支部(高田和枝支部長)が開催する2013年度「花展」が、29日から9月1日までサンパウロ市立文化センターで行われる。同支部には120会員がおり、最も大きな年中行事の一つで、すべて無料。
 花展のテーマは「日本移民105周年」で、この日のために会員が作った大小の作品50杯が展示される。6歳の子供の作品から年長者、古典や現代など様々な作風のものが展示される。高田支部長は「だいたいの作品イメージはあっても、花材はその日にならないと揃わない。どの花材をどう組み合わせるか全て出会いです」と説明する。
 29日午後8時から開会式。30日からは午前10時〜18時。生け花ワークショップは31日、1日の午後2時半から。1日午後4時半からは若松如空さんの書道ワークショップもある。
 当日は、同文化センターが主催する「日本文化週間」の一環として行われ、花展の他にも30日夜8時半から「詩4話」、31日午前11時からは「漫画ワークショップ」、午後2時から「俳諧」、1日午前11時から歌、詩、武芸を混ぜたショーが行われる。
 阿部すみ子副支部長は「センターの新役員が日本文化を好きな方で、この文化週間は初の試み。ぜひ花展と一緒に見に来て下さい」と呼びかけた。【会場】Centro Cultural Sao Paulo, Espaco Missao, Rua Vergueiro, 1000(メトロのヴェルゲイロ駅上)