ニッケイ新聞 2013年8月29日
昨年新しくなった、エホバの証人の公式サイト。星大地・広報担当によれば、300近い世界の言語で閲覧できるとか。内容も、冊子「ものみの塔」や音楽、ビデオ等が無料ダウンロードできるほか、無料の聖書レッスンの申込みまで受付けている。やはり今の時代は企業同様、ネットを制するものが信者を制す?!
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今、マレーシアのジョホールバル市に移住する日本人家族が増えているとか。日経ビジネスが報じた。英国のマルボロ校などがある同市は、世界的な優秀校を誘致しており、英語による国際的教育を望む〃教育移民〃が流入している。中には、父親を日本に残して母子で移住する一家まで。新しい移民の形に、時代の流れを感じる。
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静岡新聞ウェブ版「@S」によれば、静岡県三島市にある日本大学国際関係学部の学生と同伊東市のNPO法人「インタクロス研究会」は、日系人との交流と地域の活性化を組み合わせたプロジェクトとして、パラー州トメアス移住地産の熱帯果実を利用した独自商品の開発を地元企業と一緒になって行っている。洋菓子店ではアサイーやマラクジャを焼きこんだ焼き菓子を、心太を扱う商店では「デザート風心太」を、といった具合。同学部で日系社会研究に携わる福井千鶴教授は「現地で高く評価される日系人が多いにもかかわらず、日本で正しく理解されていない。身近な商品をきっかけに理解や交流が深まれば」と目的を語っている。