ニッケイ新聞 2013年8月31日
食にこだわるブラジル人にとってうれしい時期と言えばレストラン・ウィークだ。その間は、普段高額でなかなか手が出ないようなレストランの食事を通常より安く設定した〃定価〃で食べることができるからだ。
レストラン・ウィークは全国11の州都で開催され、開催期間は都市ごとに異なるが、サンパウロ市では、9月2日から15日にかけての2週間の開催となる。サンパウロ市のレストラン・ウィークは歴史も長く、今年は13回目を迎える。
気になるのは今年の定価だが、昼食が34・90レアル、夕食が47・90レアルで、飲み物代は含まれない。
このレストラン・ウィークには200店以上が参加する。参加する店に関する情報はhttp://www.restaurantweek.com.brで確認することができる。
サンパウロ市の傾向からして、イタリア料理、アラブ料理、日本料理はかなり目立つ。いずれの料理もかなりなじみのあるものだろうが、この際に高級店に挑戦するのも良いだろう。
また、スペイン料理やポルトガル料理やペルー料理といった南米ならではの店や、日本ではなじみの料理だがブラジルでは探すのに一苦労するインド料理やタイ料理の店も参加しているので、この機会を逃したくないところだ。