ニッケイ新聞 2013年8月31日
サンパウロ州で「崇教真光の日」が制定された。日本では数多い新興宗教の一つであるだけに驚いたが、それだけ熱心な信者が多いということだろう。刑務所から出所した青年の指導に携わっているというある信者によれば、手かざし効果は抜群だとか。登場しただけで出席者から総立ちの拍手を浴びた教祖の岡田光央氏も、きっと感無量だったに違いない。
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15歳、しかも短歌初制作にして、靖国神社が募集する献詠歌で入選を果たした石川ジュリアさん。共に来社した先輩らも「凄い才能」「これからが楽しみ」と、褒め称えたが、当の本人は「授業の課題で作っただけだから…」と持て囃されることに対し困り顔の様子。記者の「これを機会に改めて勉強したいか」という問いにも、「多分やらない」と苦笑い。もったいない気もするが、やはり関心のないことを無理に勧めるのもおかしい話。母・リリアナさんも「どんなことも無理してやらせたことはない。いつも彼女の心のままに」。その教育方針が感性を育てた!?