ニッケイ新聞 2013年9月3日
リオで行われている柔道の世界選手権でブラジルは快進撃。8月30日に女子78キロ級でマイラ・アギアルが銅、31日は男子100キロ超級でラファエル・シウヴァが銀、女子78キロ超級でマリア・アルテマンが銀、1日には女子団体が銀を獲得した。これで金1、銀4、銅2となり、メダル・ランキングは日本、フランス、キューバについで4位。獲得個数だと、金メダルを二つ獲得して上位になったキューバ(あとは銅一つのみ)を抜いて3位となる。15年の世界選手権はサンパウロ市で開催される。
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1日、イタリアのサッカー名門ミランが、スペインのレアル・マドリッドからカカーを獲得したと発表した。契約は2015年6月までの2シーズン分。カカーは2009年までミランに在籍し、当時世界最高額の総額6500万ユーロでレアルに移籍していたが、1年600万ユーロでミランへと復帰となった。だがミラン時代に世界最優秀選手に選ばれたことのあるカカーはこの復帰に大喜びで、「もう一度サンシーロの観客に僕の名前を叫んでもらいたい」と抱負を語った。これを来年W杯での代表復帰につなげたいところ。
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7月以来着々と増設され、サンパウロ市の交通利用者から好評を得ているバス専用レーンだが、2日には新たに東部8、南部3、北部1の計12の通りで合計11・1キロのバスレーンが増設される。東部のペーニャでは8キロのレーンが設置され、南部のカンポ・リンポやイピランガでもバス利用者への恩恵が広がる。現在までに設置されたバスレーンの合計は146・4キロとなっている。