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USPレステで教員スト=土壌汚染でメタンガス発生
ニッケイ新聞 2013年9月12日
サンパウロ市東部エルメリノ・マタラゾ地区にあるサンパウロ総合大学東部キャンパス(USPレステ)の教員達が、11日からスト開始と11付G1サイトなどが報じている。
ストの原因は土壌汚染とそれに伴うメタンガス発生などが指摘されたためだ。同キャンパスはゴミ捨て場だった場所を整地して建てられており、環境浄化技術公社(Cetesb)が、複数の場所に地下のゴミから発生した可燃性のメタンガスがたまっている事を指摘。健康被害をもたらす汚染物質がある事を知らせるプレートも設置されたという。
11日付エスタード紙によると、USPレステはチエテ川沿いの土地に建てられており、キャンパス全体が土壌汚染の問題を抱えているが、土壌洗浄やメタンガス発生に伴う危険回避のためにとるべき処置の内、11項目は不履行だという。
Cetesb側は8月に警告文を送付していたが、状況は改善されておらず、現状を知った教員達は10日の夕方開いた集会で、明確な説明があるまでストを行う事を決めた。
USPレステは健康上の危険はないというが、同件に関する正式回答はブタンタンにある学長室直属機関が出すべきもので、Cetesbは12日に大学側の代表を交えた会合を開く予定だ。
同キャンパスで学んでいる学生は6千人で、1日当たり平均4千人が行き来している。
サンパウロ市では、従来はゴミ捨て場だったりしたために土壌汚染が起きている場所の面積が10・6%に及んでおり、市北部のショッピングセンターや集合住宅でもメタンガス発生に伴う危険性が指摘されたりして、地域住民が混乱をきたしたりする事態が発生していた。