ニッケイ新聞 2013年9月12日
ブラジルといえばサッカーがお決まり。しかし、ジャングル・ファイト開催のため来社した猪木啓介顧問によれば、「ブラジルは総合格闘技の道場が一番多い国だと思う」。実践者も多ければ、力のある選手も豊富。30歳を過ぎると引退というほど壮絶な戦いらしいが、「ハングリー精神のあるブラジル人に合うのかも」と同顧問。女性子どものファンも結構多いとか。
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先日、米・メジャーリーグでブラジル人初の勝利投手となった、アチバイア野球クラブ出身のアンドレ・リエンゾ投手。8日のボルティモア・オリオールズ戦に先発し、6回2/3を1失点に抑える好投を見せ、見事2勝目を手にした。アチバイア市の関係者によれば、先週末からリエンゾ選手の母も現地入りし、息子の勇姿を見守っているとか。このまま先発ローテーションを守れば、あと3試合の出場が見込まれる。さらなる好成績に期待!
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日本時間の11日午後10時からNHK番組「花は咲くスペシャル」として、7月の県連日本祭りでマルシアの凱旋公演の様子が放送された。公演はとても盛り上がり、最前列で手を振る高齢者のファンもいたとか。同番組では復興支援ソング「花は咲く」をベルギーではイル・ディーヴォが英語版で歌い、ブラジルでは日系人とマルシアが熱唱する様子を報じた。マルシアのサイトには同番組を見た人からさっそく「マルシアさんありがとう。涙が溢れました。東北はがんばります」「涙、涙で観ました。ありがとう。感謝、感激!」との書き込みも。