ニッケイ新聞 2013年9月21日
18日の最高裁でのメンサロン上告裁判での「再審理決定」の判決は多くの国民を落胆させ、抗議行動を起こす人たちの姿も決して珍しくないが、TVグローボ局が夜9時から放送しているノヴェーラ「アモール・ア・ヴィーダ」に出演している女優5人が各々黒い服に身を包み、不機嫌な顔で並んで正面を睨み付ける「メンサロン裁判の弔い」という題の写真をネット上で流して話題を呼んでいる。参加したのはヒロインのパロマの母親役のスザーナ・ヴィエイラやパロマの義姉役のバルバラ・パスなどだが、中央で貫禄たっぷりに写ったロザマリア・ムルチーニョは御年84歳の大ベテランだ。
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19日、環境団体のグリーンピースが、アウキミンサンパウロ州知事とハダジサンパウロ市市長そっくりの仮面をかぶり、「遅延時計」と銘打った電光掲示の大きなボード型の時計の開設式を行った。時計の数字はサンパウロ市南部サントアマーロに設立予定だが工事延期を繰り返している地下鉄5号線アドルフォ・ピニェイロ駅の完成遅延日数を表しており、19日の時点では「992日」を示していた。同駅開業は14年第1四半期と言われているが果たして。
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きょう21日からあす22日の夜にかけて、「スポーツ版のヴィラーダ」こと、ヴィラーダ・エスポルチーヴァ2013がサンパウロ市内の様々なスポーツ施設で開催される。文字通りいろんなスポーツを夜通し楽しめるイベントだが、どこで何をやっているかはhttp://www.prefeitura.sp.gov.br/cidade/secretarias/esportes/virada_esportiva/index.php?p=19934で確認を。