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南伯で洪水や降雹の被害=サンパウロ州では竜巻による死者も

ニッケイ新聞 2013年9月24日

 南方から北上した寒冷前線が南伯や南東伯に洪水や竜巻などの被害をもたらし、サンパウロ州では死者も出たと23日付伯字紙や各紙サイトが報じた。
 南方からの湿った寒気による雨は、サンタカタリーナ州イタジャイ・アス川の氾濫などを招き、同州や南大河州、パラナ州での被害は8万人以上に及んでいる。
 20日から強い雨に見舞われたサンタカタリーナ州では、23日朝までにアグロノミカやラウレンチノ、ロントラス、プレヂデンテ・ジェトゥリオ、リオ・ド・スルの各市が非常事態を宣言。23日現在の被害は70市4万人に及び、4千軒の民家が浸水や倒壊、破損と報じられた。23日朝の時点の避難生活者は約5千人。アラクアイなど6市でも大雨、洪水警報が出ている。
 南大河州北部では21日から天気が荒れ、降雹などを見た。21日に月間平均降水量の7割に及ぶ90ミリの雨が降り、時速73キロの強風が吹いたラゴア・ベルメリャや、3千軒の民家に被害が出て非常事態宣言をしたノノアイなど、2万人以上に被害が及び、1650人が避難生活を強いられている。
 パラナ州西部コルベリアではこぶし大の雹が15分以上降り、8割の家が破損。降雹被害は24市に及び、6902軒の民家、2万7千人が被害を受けた。23日現在の避難生活者は約260人と報じられている。
 サンパウロ州内陸部のタクアリトゥーバでは22日午後4時前、強い寒気の流入で竜巻が起き、バスターミナルや体育館、ガソリンスタンドなども全半壊するなど、壊滅的な被害が出た。高速道を走行中に巻き上げられたバスの運転手や、体育館の屋根に直撃された青年など、少なくとも3人が死亡、停電も起き、電話も一時不通となった。
 23日は南大河州東部からリオ州南部で雨の予報で、南伯では一部、夜半に雪が降る可能性も指摘されている。

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