ニッケイ新聞 2013年9月24日
CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)主催の「CIATEコラボラドーレス会議2013」が28、29両日、文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)2階の貴賓室で開かれる。日ポ語同時通訳付、入場無料。
テーマは「デカセギ減少の湧起から25年、ブラジル日本間の移住のこれからの潮流」。日本の政府関係者や研究者、在伯の元デカセギなど各分野の専門家を講師に招き、それぞれの立場で報告を行う。
28日は招待客のみ。堀井奈津子・厚生労働省外国人雇用対策課課長、白川光徳・海外日系人協会専務理事などが祝辞をのべ、ロベルト・パレンチ伯外務省在外ブラジル人コミュニティ担当次官補室付一等書記官が「日本のブラジル人コミュニティに対するブラジル外務省の施策」と題して基調講演を行う。
29日のシンポジウムは一般公開。プログラムは次の通り(講演者およびテーマ、カッコ内は肩書き、敬称略)。午前9時=受付開始。9時15分=尾崎正利(青森中央学院大学教授)「日伯交流の新たな段階 日伯還流市民の実効的な保護システムを考える」。10時=井口泰(関西学院大学経済学部教授)「日伯経済関係の将来と日系ブラジル人の役割—世界経済危機の教訓と包括的な外国人政策の展望—」。10時45分=横田パウロ(経済評論家、元中銀理事)「ブラジル日本両国間の交流」。午後1時=堀井奈津子「最近の雇用情勢と日系人対策について」。午後1時45分=ロドリゴ・アキオ(CIATE日本語講座修了生)「自分を信じてガンバッテ!」。3時15分=辻ロベルト(デカセギ帰国者)「私の日本での23年—経験、夢、そして遂げたこと」。4時=CIATE昭栄奨学金奨学生5人の報告。6時半=ベラーラ・ジラルデーロ(INSS審議官)「ブラジル日本社会保障協定についての疑問に対する質疑応答」。
申し込み、問い合わせはCIATE(11・3207・9014)まで。