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日本漁船がリオ沖で拿捕=環境規定違反と伯当局

ニッケイ新聞 2013年9月26日

 【リオデジャネイロ共同】ブラジル沖で操業していた日本のマグロ漁船3隻が7〜8月にかけ、ブラジルの環境保護規定に違反したとの理由で相次いで拿捕されていたことが24日、分かった。在ブラジル日本大使館が明らかにした。うち1隻は今も解放されていないという。
 大使館によると、ブラジル当局に拿捕されたのは、第108欣栄丸(岩手県)と第7勝栄丸(宮城県)、第58錦哉丸(鹿児島県)の3隻。当局は、規定で定められた海鳥を傷つけないための網を使っていないとして、船などを差し押さえた。
 欣栄丸は南部の港で停泊を命じられた状態。