ニッケイ新聞 2013年9月27日
【既報関連】アチバイア・オルトランジャ協会(吉田ネルソン会長)により、同市内ピーレス区に53万平米の巨大エコロジコ公園の造成が進められている。
公園建設を「30年来の念願」と話していた前会長で昨年亡くなった平中信行さんを中心に準備が進められ、昨年3月末に定礎式が行われていた。
今年5月に工事が始まり、現在整地作業の半分が完了している。1400万レアルの予算が組まれており、10年以内の完成を目指す。
公園内には、目玉となる全面ガラス張りの植物園が建設されるほか、2千平米の花卉・植物の常設販売ブース、文化イベント用のサロン、五重塔や鳥居といった日本的建築物なども設置される。
吉田会長は本紙の取材に対し「3年以内に、(毎年9月に開かれる)花祭りの会場として使用出来るだけの設備を整えたい。1年中季節の花が咲き誇る公園の建設は平中さんの夢。彼の意思を引き継ぎ、良いものにしたい」と力を込めた。