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グアルーリョスで荷物泥=電化製品を200万レ相当

ニッケイ新聞 2013年10月2日

 9月29日夜、サンパウロ州グアルーリョス国際空港の貨物ターミナルで、武装した強盗8人が200万レアル相当の電化製品を強奪する事件が起きた。
 事件が起きたのは29日午後10時頃。TAM貨物に所属するABSAカルゴの入り口にトラックが近づき、空港内で仕事をしているとある企業の従業員のユニフォームを着た2人組が難なく中に入ると、警備員の一人を強制して他の仲間も中に入れさせた。
 総計8人の賊は警備員らを制圧し、2人を見張りに残したまま、電化製品を物色した。強盗達はあたかもどこに何があるのかを知っているかの如く歩き回り、高額商品を見つけてはトラックに積み込む事30分。
 襲われた倉庫には、マナウスの工場から届いたばかりのタブレットやコンピューター、時計、携帯電話などが保管されていたが、強盗達は約200万レアル相当の商品を積み込むと、警備員達を縛り上げたままでトラックに乗り込み、さっさと立ち去ったという。
 警察は内部の者が犯行に加担していた可能性も含めて捜査中だが、1日の時点では、8人組の身元の確認さえ出来ていないようだ。(9月30日付G1サイト、1日付エスタード紙などより)