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リオ市警が軍警らを起訴=アマリウドさん失踪事件で
ニッケイ新聞 2013年10月3日
リオ市警が1日、アマリウド・デ・ソウザさん(43)失踪事件で、平和維持警察隊(UPP)の軍警ら10人を起訴したと2日付エスタード紙などが報じた。
リオ最大のファヴェーラ、ロッシーニャに住む建設作業員のアマリウドさんが姿を消したのは7月14日。UPP軍警が警察車両で連行後、2度と帰ってこなかった。
アマリウドさん失踪事件は国内外の人権団体なども知るところとなり、各地でデモが発生。歌手のカエタノ・ヴェローゾや俳優のヴァギネル・モウラらも同州知事の責任を問う動きに加わった。
同事件に関しては、麻薬密売者が軍警にアマリウドさんと同じあだ名の人物を殺したと電話をかけたなどの情報が流れた事もあるが、市警は、同地区UPP責任者だったデジソン・サントス少佐らを、誘拐殺人と遺体隠蔽の容疑で起訴した。
同地区ではUPP軍警による暴力的な取り調べが頻繁に起きていたとの報告があり、軍警に電話をしたとして名前が上った麻薬密売者に関する偽情報を流したファヴェーラ住民が、エジソン少佐から毎月金を払うからと誘われた事も証言。
2日付G1サイトは、アマリウドさんは電気ショック後、プラスチックの袋で窒息死したという説も掲載。ファヴェーラ内の麻薬密売者の居場所や武器のありかを聞き出すための拷問を受けたと見られている。