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鹿児島県人会が「西郷隆盛講演会」=100周年記念し、「三人展」も

ニッケイ新聞 2013年10月5日

 ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)は創立百周年を記念し、来週末、『西郷隆盛講演会』および日伯両国の芸術家による『三人展』を開催する。入場無料。
 講演会は12日午後2時から、文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催。約3年前にも当地で講演した鹿児島大学の原口泉名誉教授が再来伯し、西郷隆盛をテーマに講演を行なう。
 1947年同県生まれ。東大文学部国史学科と修士課程終了後、鹿児島大法文学部に赴任。現在は志学館大学で教鞭をふるう。NHK大河ドラマ等などテレビ番組の時代考証や解説を行なうほか、「龍馬は和歌で日本を変えた」「維新の系譜」など著書も多数。
 「三人展」は11日〜13日の午前9時〜午後6時までで、場所は文協貴賓室。初日午後7時からオープニングがある。
 祖父母が鹿児島出身で、両国で制作活動をしている画家・森一浩さん、サンパウロ市在住の日本人芸術家・豊田豊さんと若林和男さんが出展する。森さんは新作絵画を12点、豊田さんは新作の壁面彫刻7点、若林さんはリオで開かれる個展用の作品7点を展示する。
 園田会長、井料堅治参与、豊田さん、若林さん、森さんらが案内のため来社し、「芸術家三人の無料展示会は貴重な機会なので、ぜひ見にきてほしい」と呼びかけた。
 記念式典は同月20日に開かれる。問い合わせは文協(11・3208・1755)、同県人会(11・3862・2540)まで。