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調査報道カンファレンス=リオで12〜15日まで=70カ国から参加者

ニッケイ新聞 2013年10月12日

 リオ市のカトリック大学(PUC‐RJ)で12日から15日まで、ブラジル調査報道協会(Abraji)の年次会議が開催される。今回は、調査報道グローバルネットワーク(GIJN)主催の「第8回世界調査報道会議」と、ペルーに本部のあるジャーナリズム団体主催の「第5回ラテンアメリカ会議」もかねた会議となっている。
 講演者、ジャーナリスト、モデレーター、一般参加者などが70カ国から訪れる。アメリカの諜報機関によるブラジルを含む各国へのスパイ行為を暴露する記事を執筆したグレン・グリーンウォルド氏も招待しており、ジャーナリストらによる6、7月の〃抗議の波〃の取材に関する討議もある。
 スペインのエル・パイス紙コラムニスト、英国のガーディアン、ザ・ニューヨーカー誌、ザ・ニューヨークタイムス紙の編集者も参加して、取材方法や経験などを語る。スポンサーの一社であるフォーリャ紙は150のパネルを展示、トレーニングのワークショップも行う。ジョアキン・バルボーザ最高裁長官もパネルディスカッションの発題者として講演を行う。
 インターネットでの申し込みは締め切られており、窓口で直接受け付ける。一部のプログラムはオンライン、サイト(puc-riodigital.com.puc-rio.br)で公開される。