ニッケイ新聞 2013年10月16日
二世の金子パウロさんがお遍路巡礼体験をつづった著書『No Caminho de Shikoku』(264頁、Reino出版)を出版する。24日午後7時半からブラジル日本移民史料館(Rua Sao Joaquim, 381, 9o. andar)で出版記念会が開かれる。
カミーニョ・ダス・ミッソインス(イエズス会宣教師の足跡をたどる南大河州の遍路)、カミーニョ・ダ・ルース(ミナス州に位置する約2百キロの遍路)など、様々な巡礼を経験した金子さん。2008年、60歳で挑戦した四国88カ所1240キロを歩ききった当時の体験を、285枚の写真と共に記録した。
1949年生まれ。FMU大学の企業経営学科卒業後、バネスパ銀行の情報技術の専門家として働いた。プロ・アクティブ・テクノクラブを創業、市政調査センター(Cepam)のコンサルタントも担当した。