ニッケイ新聞 2013年10月17日
アマパー日伯協会(柴山満義代表)が先月27日から10月6日までの10日間、アマパー州政府からの依頼で、州都マカパー市で開かれた「第50回エキスポフェイラ」で日本文化紹介イベントを担当した。
先月14日、同市のインタージェニウス校(横野玲子校長)で開かれた「アマパー移住60周年記念祭」が現地のテレビ番組やラジオで放送されたことを受け、州政府が参加を呼びかけた。
会場では、60周年記念資料や写真など展示したり、週末は太鼓やYOSAKOIソーランを披露したりと、地域の住民に日本文化を紹介。記念祭の運営にもたずさわった横野校長は「折り紙や書道のワークショップも大好評。ラジオ局までインタビューに訪れた」とイベント成功を喜んだ。
同フェイラは農牧畜業に携わる人の商談の場だが、アマパー州政府はじめ各団体、企業や商店などのブースが並び、それぞれのPRにも利用されている。有名な歌手のショーや飲食ブースも出店され、毎年多くの市民が訪れる。
ブラジル日本人戦後移住60周年を機に、地元日系社会の存在感が増していくことが期待されそうだ。(写真提供=横野玲子さん)