ニッケイ新聞 2013年10月17日
ジウマ大統領の専属スタイリスト、セルソ・カムラさんが7日、リオ市ヴィラジェ・モール内に聖、カンピーナスに続くサロン「o C.Kamura by Wella」を開いた。伯字紙が報じた。15年親交があるという女優のアンジェリカさんと長年温めてきた共同企画で、髭剃りからメイクまでできる男性用スペースも設置。従来型のサロンのイメージを一新しそう。
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今月沖縄であった「那覇まつり」に参加したラジル沖縄県人会の島袋栄喜副会長らが、県庁に仲井真弘多知事を訪ねた。沖縄タイムスが報じた。7月にサンパウロ市でミス琉装に選ばれ、初の訪沖となった比嘉ジュリアナさん(24、三世)は「ブラジルの若い県系人がもっと沖縄との交流に参加できるようにしたい」と抱負を語り、来年8月にブラジルのカンポグランデ沖縄県人移住100周年記念式典の開催も伝えた。仲井真知事は「県からもお邪魔したい」と、訪伯慶祝の意を表したという。
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映画情報を発信するウェブページ「シネマトゥデイ」によれば、来年1月に公開される映画『ジャッジ!』に、日本の俳優・荒川良々が日系ブラジル人役で出演する。役どころは、世界一のテレビCMを決める国際広告祭の審査員なのだとか。竹中直人など有名俳優が多数出演する大衆向けの作品の中で、わざわざ日系ブラジル人の役が用意されるというのは、それだけ日本社会の中で日系人の存在がポジティブな意味で一般化されてきたということか。