ニッケイ新聞 2013年10月19日
今年の夏時間は20日0時に始まり、14年2月16日に終了する。南部と南東部、中西部の10州と連邦直轄区では、19日から20日に変わる時、時計の針を1時間進める必要がある。
昨年はバイア州とトカンチンス州も夏時間を採用したが、今年は採用しないため、前記以外の州では、北東部全州と北部のパラー、アマパー、トカンチンスの各州がブラジリアより1時間、アクレとアマゾナス、ロライマ、ロンドニアの各州が同2時間遅くなる。
夏時間を採用する州では体内時計が順応するまでに時間を要し、眠気や疲労感、苛立ち、注意力が散漫になるなどの影響が出易いので要注意。専門家は、就寝2時間位前までに軽い運動を行う、心配事を寝床に持ち込まない、就寝前の食事は軽めにし寝る前にシャワーを浴びる、テレビやコンピューターなど目を酷使するものの利用を避けるなど、寝つきをよくする工夫をして、一日も早い順応をと勧めている。
サンパウロ市の地下鉄やバスは20日未明も旧時間帯に沿った運行を行うが、未明に発つ飛行機の便などは時間確認を忘れずに。