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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年10月26日

 今月初頭にあった宮城県人会の総会で、来年の『七夕祭』への参加方針についての決定が行われた。「相互が歩み寄りの姿勢示すべき」と共催体制の復活の意思が示されたが、幹部らの態度には疑問符が付いた。
 ある副会長はACALを「あくまで営利、金儲けを至上とする人間の集まり」と決め付け、「経費節減のために手を組んだ仲であって、祭に対する姿勢は全く違う」との趣旨の発言もあった。
 意見を言うのは自由だが、再び協力体制を結び直そう、という決議がとられた総会でとるべき態度であったのだろうかと疑問が残る。閉会後に会員の1人が漏らした「本来皆で楽しくワイワイやるものなのにね」との言葉に、全てが表れているように思う。
 上に立つ者同士が憎み合うのは結構だが、協力する方針を決めたのなら、相応の態度を示す必要があるのでは。(酒)