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ブラジル人口は沿岸部に集中=IBGEが人口分布図発表
ニッケイ新聞 2013年10月30日
ブラジル人口の大部分は、サンパウロ州とリオ州では特に沿岸部に集中していることが、29日にIBGE(地理統計院)が公開した、2010年時点の人口分布図で明らかになった。同日付R7サイトが報じた。
分布図によれば、最も密度が高い場所(1キロ平米の土地に100人以上)は、バーレ・ド・パライーバのような都市化が進む地域や沿岸地域に集中している。
IBGEは、「これまで過去に、沿岸地域に優先的に居住地を作ってきたことの結果」としており、ブラジルの中央部にブラジリアを建設したこと、他にもミナス州ベロオリゾンテ、ピアウイー州テレジーナのような計画都市が造られたことで人口の拡散につながったが、依然として人口は都市の中心部や沿岸地域に集中している。
密度の低い地域(1キロ平米の土地に1人以下)は、主に北部や中西部の州に広がっている。バイーア州中西部、マラニョン州、ピアウイー州の南部のような北東部の地方部でも、人口密度は低い。
IBGEによれば、この人口分布は各地の自然環境の保全状況や、歴史的な背景に直接つながっているという。大部分が国家環境保護地域システムに組み込まれているアマゾンの森林地帯、広大な農産物生産地帯が広がるプラナウト・セントラル(中央高原)のセラード地域は、人が住む地域が少ない場所の代表格だ。