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鹿児島県人の功績、母県へ=南日本新聞 西青木さん来伯

ニッケイ新聞 2013年10月31日

写真=来社した西青木記者












 今月20日にあったブラジル鹿児島県人会の創立100周年式典にあわせ、18日から南日本新聞の西青木亨記者(45、鹿児島)が来伯し、ブラジル日系社会の様子や情勢を母県に伝えようと取材活動している。
 サンパウロ州内を拠点に、農業移民の親子や日本人移民の開始初期に入植した夫婦の子孫、日系企業社員、観光ガイド業者など、母県にゆかりのある人物を取材した。
 「記念式典ももちろんだが県人会の築いてきた深い歴史を感じる。ブラジル社会に根付き、母県出身の日系人が重要な位置にいることを感じた」と振り返った。
 過去には社会部、現在は運動部に所属し、W杯、リオ五輪を見据え会場の下見や、本場のサッカーに触れることも目的。26、7日にはプロリーグを観戦し、「パカエンブー、聖地と呼ばれるマラカナンともに、ファンの熱狂ぶりが印象的」と話した。2週間の滞在を終え、31日離伯する。