ニッケイ新聞 2013年10月31日
新東工業株式会社ブラジル支社の副社長ヒロシ・ヤマザキさん(59)が、30日午後10時ごろ、サンパウロ市北部ジャサナ区のフェルナン・ジアス街道を車で走行中、何者かにより車のフロントガラスに投石を受け、心臓麻痺で逝去した。伯字紙が報じた。
ヤマザキさんはアチバイアにある会社を出、帰宅する途中だったという。
同地区では、軍警の発砲で青年が殺される事件が起きており、28日に抗議行動が行われた。しかし警察は、同日現場付近での抗議行動はなく、石は窓ガラスを貫通したが本人には当たらなかったとしている。
ヤマザキさんは同街道85キロの地点に停められた車の横に横たわっており、警察が到着した時点でまだ生きていたが、助からなかった。