リベイロン・プレット=ジョアキンちゃん遺体で発見=疑惑の両親を一時逮捕へ
ニッケイ新聞 2013年11月12日
【既報関連】8日付本紙でも報じた、サンパウロ州リベイロン・プレットで行方不明になっていた3歳の糖尿病患者の少年ジョアキン・ポンテ・マルケスちゃんの遺体が10日、バレットス市内の川で発見された。11日付伯字紙が報じている。
ジョアキンちゃんは7日朝、サンパウロ州リベイロン・プレットの自宅から行方不明になっていた。7日未明に同宅の玄関が開放されたままの状態だったことや、警察犬が自宅から200メートル先のタンキーニョ川に至るまでジョアキンちゃんと継父の匂いをかぎつけていたことから、市警は継父がジョアキンちゃんを夜中に同河川に連れ出して捨てたのではないかとの推理を立てていた。
ジョアキンちゃんの遺体は、10日正午頃、リベイロン・プレットから約150キロ離れたパルド川で発見された。この川は、ジョアキンちゃんが継父と向かったと推測されたタンキーニョ川の本流にあたる。ジョアキンちゃんの肺には水がたまっておらず、市警では「殺害後にタンキーニョ川に捨てられた」との仮説を立てている。
市警は10日、継父のギリェルメ・ライモ・ロンゴ氏と母親のナターリア・ミンゴーニ・ポンテ氏を、ジョアキンちゃん殺害容疑で一時逮捕に踏み切った。市警は8日にも一時逮捕請求を出していたが、リベイロン・プレット地裁が拒否した。だが、10日には同地裁が一転して逮捕を許可。夫婦は共に犯行を否認している。
ジョアキンちゃんの遺体が発見されたことで、夫婦の自宅周辺には抗議団体が詰めかけ、夫婦を責める声を浴びせた。ギリェルメ氏は麻薬常用の治療中に精神科医だったナターリア氏と出会って結婚、ジョアキンちゃん失踪当日の未明も、深夜に玄関を開放していた上に「薬を買いに行った」と証言するなど、不審な言動が見られていた。