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自転車のJr王者死亡=国道で練習中撥ねられる

ニッケイ新聞 2013年11月15日

 13日朝、国内の自転車競技で金メダルも獲得した18歳の男子選手が、パラナ州内の国道277号線で練習中に撥ねられて死亡するという事故が起きた。
 13日付G1サイトによると、死亡したのはサンタカタリーナ州の自転車競技者連盟に所属するエドゥアルド・エウゼビオ君。2013年のブラジルジュニア自転車競技選手権で金メダル2個を獲得し、最近は代表チームの練習に参加するようにと招かれるなど、将来有望な選手の一人だった。登録しているのはサンタカタリーナ州だが、練習はパラナ州内の国道を使うのが常だったという。
 事故が起きたのは49キロ地点で、パラナグア方面に向かってUターンをかけようとした時、トラックを追い越そうとした乗用車が前輪に接触。地面に叩きつけられたエドゥアルド君は、通りがかった医師と国道を管理している会社の救急車から救命処置を受け、クリチバ市の病院に運ばれたが、助からなかった。