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エールフランス機機体損傷で舞戻る

ニッケイ新聞 2013年11月15日

 リオ市ガレオン空港を12日18時30分発のパリ行きエールフランス機443便が、雹による機体損傷で逆戻りという事故が発生と13日付G1サイトや14日付エスタード紙が報じた。同便は09年5月31日に大西洋に墜落した447便と同路線を航行する。
 443便は離陸直後に厚い雲の中を通り、乱気流や降雹、落雷に遭って操縦室のガラスと翼にあるライト保護用のガラスが割れた。15分後に故障のためリオに戻るとアナウンスがあり、20時38分にリオに到着。乗客や乗員に怪我はなく、乗客は後の便で目的地に向かったが、12日のリオ市の最高気温は今年一番の41・8度で、体感温度は50度。同日午後は、グアナバラ湾周辺やバイシャーダ・フルミネンセ、ニテロイ市内などでも降雹を見た。