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ニッケイ新聞 2013年11月19日

 先週末に逝去した山川健一さんの妻純子さんは、12月初旬に遺灰が手元に戻ったら「一部は日本に持って行きたい」としつつも「こちらでは海が好きだったから、海に撒こうかとも考えている」という。「自然に回帰したい」との気持ちの現れなのか、近年日本でも海や山に散骨する自然葬を希望する人が増えているとか。一部は日本へ戻り、他はブラジルの海に溶け込む——。世界を股にかけた移民らしい最後かもしれない。
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 先週末の三連休の中日、サンパウロ州カンポス・ド・ジョルダンへ日帰り旅行に赴いた。一番の目当ては、地ビールが有名なレストラン「BADEN BADEN」。しかし、あまりの混雑具合に入店することすら難しく、あえなく断念…。失意の中、ぶらぶらと歩いていると、鳥居を構えた日本食レストランを発見! カンポスらしく、その名もズバリ「高原」。BADENビールも置いてあり、店主の安永真弓さん(元サンパウロ市在住)が「今が旬」という、鱒の刺身との相性はまさに抜群。「ブラジルのスイス」で食べる日本料理も実に乙なもの。同地を訪れの際はぜひ。住所は(Trav. Isola Orsi, 47, Capivari)。
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 サンパウロ市のほかリオ、マナウスにもある日本人学校。サンパウロ市校は南米最大の生徒数を誇るが、世界最大はタイ・バンコクだという。公式サイトによれば小中学部合わせ、生徒総数はなんと約3千人というから、普通の日本の公立校より多そうだ。サンパウロ市校は200人超とあるから、桁違い。また北米は4校のみというから意外。補習授業校という形が一般的で、その数なんと70以上とか。進出企業が増えている昨今、ブラジルにも補習校ができてもいいのでは。