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グリーンピース事件=ブラジル人活動家、仮出所へ=外国人4人の保釈認める

ニッケイ新聞 2013年11月20日

 ロシアの半国営企業が進める北極海での石油掘削に対する抗議行動を行った、非政府団体グリーンピースのメンバー30人が9月にロシア当局に身柄を拘束された件で、グリーンピースは19日、メンバーの一人のブラジル人生物学者アナ・パウラ・マシエルさんが保釈金を支払った上で仮釈放される見込みだとツイッター上で発表した。同日付G1サイトなどが報じた。
 ツイッターの文面によれば、アナさんの仮保釈は発表直前の審問でアナウンスされたばかりで詳細は不明だが、今週中には現在拘束されている場所から移動するという。アナさんは最初に仮釈放される外国人の一人で、ほかにもニュージーランド、アルゼンチン、カナダ、イタリア、ポーランドの活動家もそれぞれ仮釈放となる。グリーンピースはこれら活動家達のための保釈金の資金を既に用意しており、数時間後には振り込むとコメントした。
 それに先立つ18日、ロシア当局は女性医師、男性写真家、グリーンピース広報担当の男性のロシア人3人を保釈する可能性を示した。それぞれ200万ルーブル(約14万3千レ)を支払えば仮釈放が認められるという。
 また、グリーンピースによれば仮保釈された後にどのような制限があるのか、ロシア当局は明らかにしておらず、アナさんが出国できるか、訪問客と面会できるか、30人のうちなぜ一部の人だけに仮保釈が認められたのかも不明だという。
 ただ、19日付UOLサイトによれば、グリーンピースは「仮保釈が認められたからといって海賊行為の告発が取り消しになるわけではなく、有罪判決が出て投獄される可能性もまだある」と付け加えている。
 娘の状態を懸念するアナさんの母ロザンジェラさんは、バンデニュースFMの取材に「ここからは状況が良くなっていくはず」と喜びのコメントを寄せており、時期は未定だが、娘との面会を試みるためロシアに渡航する意向だという。

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